ゆうちょリヨウキロクの意味は?通帳の表示とATMの場所・手数料を解説

ゆうちょリヨウキロクの意味は?通帳の表示とATMの場所・手数料を解説 生活・暮らしの知恵

「ゆうちょの通帳を記帳したら『リヨウキロク』という見慣れないカタカナが印字されていた」と戸惑っていませんか。

自分で使った覚えがはっきりしないと、知らないうちにお金が引き出されたのではと心配になる方も多いでしょう。

この印字は一般に「リヨウキヨク(利用局)」と読まれ、郵便局の外にあるゆうちょATMなどで取引した行に出ることが多いと説明されています。

ただし、ゆうちょ銀行の公式サイトには、この言葉そのものの説明は見当たりません。

この記事では、印字の読み方と、どこのATMで使った取引かを見分けるヒント、手数料や引き出し上限の決まり、身に覚えがないときの相談先までわかりやすくご紹介します。

通帳を手元に置いて、ぜひ一緒に確かめてみてください。

この記事でわかること

  • 通帳の「リヨウキロク」「リヨウキヨク」の読み方と受け止められている意味
  • 利用時間と金額から、使ったゆうちょATMを絞り込むコツ
  • ATMの手数料、ファミリーマートのATMの終了、2026年8月17日からの引き出し上限
  • 身に覚えのない取引を見つけたときの連絡先と調べ方
  1. ゆうちょリヨウキロクは「利用局」を表すカタカナの印字と読まれている
    1. 「リヨウキヨク」は「りようきょく」と読む
    2. 「リヨウキロク」は同じ印字を読み違えている場合がある
    3. 公式サイトでは言葉の説明より取引の調べ方が案内されている
  2. リヨウキヨクの行は郵便局の外にあるゆうちょATMで出たという声が多い
    1. 駅やファミリーマートのATMを使ったときに出たという声がある
    2. ゆうちょATMは設置場所によって3種類に分かれる
    3. コンビニの提携ATMはゆうちょATMとは別の扱いになる
    4. ファミリーマートのゆうちょATMは2027年1月から順次終わる
  3. どのATMで使ったかは利用時間と金額から絞り込める
    1. 夜遅くや早朝の取引は使えるATMが限られる
    2. 20万円を超える引き出しや硬貨が混じる金額は小型ATMではできない
    3. 通帳で出し入れした行は小型ATMや提携ATMではない
  4. 通帳記入は郵便局などにある対応ATMでできる
    1. 通帳記入ができるのは対応しているゆうちょATMだけ
    2. 縦型の通帳はほとんどのATMで使えない
    3. 通帳のない口座では明細をアプリなどで確かめる
  5. ゆうちょATMの手数料は設置場所と時間帯で0円か110円になる
    1. 郵便局内のATMは時間帯にかかわらず無料
    2. 駅やファミリーマートのゆうちょATMは時間外に110円かかる
    3. コンビニの提携ATMは220円か330円かかる
  6. 通帳の数字は口座の番号と振込用の店名で役割が違う
    1. 記号・番号はゆうちょ銀行の口座を指定する番号
    2. 振込用の店名は実際の郵便局を示すものではない
    3. 取引の行の横の数字が気になるときは窓口で聞く
  7. 取引の中身はゆうちょ通帳アプリ・ゆうちょダイレクト・窓口で確かめられる
    1. ゆうちょ通帳アプリなら入出金の明細をスマホで見られる
    2. ゆうちょダイレクトは「入出金明細照会」で日付を指定する
    3. 「合算」と印字されたら窓口で内訳書を無料でもらえる
  8. 2026年8月17日からATMの1日の引き出し上限が最大50万円になった
    1. 暗証番号だけの引き出しは1日50万円まで
    2. 通帳アプリの生体認証を使えば50万円を超えて引き出せる
    3. 8月17日より前に設定した上限はそのまま使える
  9. 自分の取引でないと思ったらカードを止めてから調べてもらう
    1. カードや通帳が見当たらないときはカード紛失センターへ
    2. ゆうちょデビットの明細は会員WEBとデビットデスクで確かめる
    3. 身に覚えのない取引は貯金窓口で調べてもらう
  10. まとめ

ゆうちょリヨウキロクは「利用局」を表すカタカナの印字と読まれている

ゆうちょリヨウキロクは「利用局」を表すカタカナの印字と読まれている

通帳の「リヨウキヨク」は、取引に使った局(郵便局やゆうちょATM)を示す「利用局」の読みとして説明されることが多い印字です。

検索では「リヨウキロク」と打つ人も多く、どちらも同じ行を指していると考えてよいでしょう。

使った覚えのある取引なら、あわてる必要はありません。

「リヨウキヨク」は「りようきょく」と読む

銀行の通帳や明細のカナ表記では、小さい「ョ」を大きい「ヨ」で書くことがよくあります。

そのため「リヨウキヨク」は、声に出すと「りようきょく」という読み方です。

漢字にすると「利用局」で、取引を受け付けた場所を表す言葉と受け止められています。

「局」は、郵便局を「〇〇局」と呼ぶときの「局」と同じ使い方です。

通帳の印字 読み方 受け止められている意味
ゆうちょリヨウキヨク ゆうちょりようきょく ゆうちょの利用局(取引した場所)
リヨウキヨク りようきょく 利用局
リヨウキロク りようきろく 多くは「リヨウキヨク」と同じ印字

たとえば「キヨウト」と印字されていれば「きょうと」と読むのと同じ考え方です。

通帳を見るときは、小さい字が大きく書かれていると知っておくと読みやすくなります。

「リヨウキロク」は同じ印字を読み違えている場合がある

通帳の印字は小さな半角のカタカナなので、「ヨ」と「ロ」の形が似て見えます。

そのため「リヨウキヨク」を「リヨウキロク」と読んで、そのまま検索している方も少なくありません。

「利用記録」の略だと説明するページもありますが、どちらの読み方でも、取引の記録の1行という点は同じです。

たとえば、スマホのカメラで通帳を拡大して見ると、字の形を見分けやすくなるでしょう。

公式サイトでは言葉の説明より取引の調べ方が案内されている

ゆうちょ銀行の公式サイトやよくあるご質問を探しても、「リヨウキヨク」という言葉を説明したページは見当たりません。

その代わりに、引き落とし元に心当たりがなければ、貯金窓口で内容を調べてもらえると案内されています。

言葉の意味を推測し続けるより、取引の中身を確かめるほうが、早く安心につながるでしょう。

  • 印字の言葉の意味:公式の説明は見当たらない
  • 取引の中身:アプリ・ゆうちょダイレクト・窓口で確かめられる
  • 身に覚えのない取引:貯金窓口で調べてもらえる

たとえば、記帳した日の前に駅のATMでお金を下ろしていれば、その取引の行と考えるのが自然です。

思い当たる取引がなければ、この記事の後半の手順で確かめてください。

リヨウキヨクの行は郵便局の外にあるゆうちょATMで出たという声が多い

リヨウキヨクの行は郵便局の外にあるゆうちょATMで出たという声が多い

この印字は、駅やファミリーマートなど郵便局の外にあるゆうちょATMを使った行で見かけたという声が多く見られます。

ゆうちょATMは設置場所で種類が分かれていて、使えるサービスや時間も同じではありません。

まずは、自分がどの種類のATMを使ったかを思い出してみましょう。

駅やファミリーマートのATMを使ったときに出たという声がある

個人のブログやSNSでは、ファミリーマートの店内や駅にあるゆうちょATMで出し入れした行に「リヨウキヨク」と出た、という声があります。

郵便局の中のATMや窓口での取引とは、印字が分かれているという見方です。

ただし、どのATMでこの印字になるかについて、ゆうちょ銀行が決まりを公表しているわけではありません。

印字だけで場所を決めつけず、取引の日付や金額とあわせて考えるのが確実です。

たとえば、通勤の途中で駅のATMを使う習慣がある方なら、その日付の行と照らし合わせてみてください。

ゆうちょATMは設置場所によって3種類に分かれる

ゆうちょ銀行の案内では、ゆうちょATMを「郵便局等のATM」「駅・ショッピングセンター等の店舗外ATM」「ファミリーマート等の小型ATM」に分けて説明しています。

ATMの種類 最も長い利用時間 できないこと
郵便局等のATM 平日・土曜7:00〜23:00、日曜・休日7:00〜21:00 ほとんどのサービスが使える(一部は対応ATMだけ)
駅・ショッピングセンター等の店舗外ATM 郵便局等のATMと同じ 硬貨や払込用紙による払込み
ファミリーマート等の小型ATM 毎日0:05〜23:55(第3月曜は7:00から) 通帳・硬貨の取扱い、通帳記入

たとえば「通帳記入」はファミリーマート等の小型ATMではできないので、記帳は郵便局などのATMで行うことになります。

設置場所ごとの実際の時間はこれより短い場合があるので、注意が必要です。

コンビニの提携ATMはゆうちょATMとは別の扱いになる

セブン銀行・ローソン銀行・イーネットのATMは、ゆうちょ銀行と提携している別の会社のATMです。

これらのATMでは、ゆうちょのキャッシュカードで通常貯金の預け入れ・払い戻し・残高照会だけができます。

一方で、ファミリーマートの店内には、ゆうちょATM(小型ATM)が置かれている店舗もあるので、見た目だけでは区別しにくいでしょう。

コンビニのATMでも種類が違うので、画面に出る銀行名で確かめるのが確実です。

  • セブン銀行ATM:提携先のATM
  • ローソン銀行ATM:提携先のATM
  • イーネットATM:提携先のATM
  • ファミリーマート等の小型ATM:ゆうちょ銀行のATM

たとえば、ローソンで下ろしたお金は提携ATMでの取引なので、ゆうちょATMとは手数料の金額も変わります。

ファミリーマートのゆうちょATMは2027年1月から順次終わる

2026年10月6日のゆうちょ銀行の発表によると、ファミリーマートの店舗にあるゆうちょATM(約5,400台)は、2027年1月から順番に営業を終え、すべて終わるまでに3年ほどかかる見込みです。

ファミリーマートとのATM設置の契約が終わるためで、各ATMの終了日時は店舗ごとの掲示で知らされます。

終了するまでの間は、これまでと同じサービスが利用可能です。

終了後は、セブン銀行がファミリーマートの店舗に置くATM(ファミマATM)で、ゆうちょのキャッシュカードの預け入れ・払い戻し・残高照会が引き続き使えます。

ただし、ファミマATMでは、ゆうちょのカードでも1回220円か330円の手数料がかかる点に注意しましょう。

時間帯 今のゆうちょATM(ファミリーマート) 終了後のファミマATM
平日 8:45〜18:00 無料 220円
土曜 9:00〜14:00 無料 220円
上記以外・日曜・休日 110円 330円

たとえば、ファミリーマートでよくお金を下ろす方は、近くの店舗の掲示で終了日を確かめておくと安心です。

残高照会だけなら、ファミマATMでも料金はかかりません。

どのATMで使ったかは利用時間と金額から絞り込める

どのATMで使ったかは利用時間と金額から絞り込める

ATMの種類ごとに使える時間や金額の範囲が決まっているので、取引の内容から使ったATMを絞り込めます。

通帳の日付と金額に、自分の行動の記憶を合わせると、多くの場合は見当がつくはずです。

ここでは、ゆうちょ銀行が公表している条件をもとにした見分け方を紹介します。

夜遅くや早朝の取引は使えるATMが限られる

郵便局等のATMと店舗外ATMは、最も長い場所でも平日・土曜が7:00〜23:00、日曜・休日は21:00までです。

一方で、ファミリーマート等の小型ATMは毎日0:05〜23:55まで使えます。

そのため、23時台や6時台にゆうちょATMを使った覚えがあるなら、小型ATMだった可能性が高いでしょう。

使った時間帯 使えるゆうちょATM
7:00〜21:00 郵便局等・店舗外・小型(設置場所の営業時間による)
平日・土曜の21:00〜23:00 郵便局等・店舗外(最も長い場所)・小型
日曜・休日の21:00〜23:55 小型ATMだけ
23:00〜23:55 小型ATMだけ
0:05〜7:00 小型ATMだけ(第3月曜を除く)

たとえば、日曜の22時に下ろした取引なら、郵便局等のATMではなく、小型ATMを使った取引と考えられます。

20万円を超える引き出しや硬貨が混じる金額は小型ATMではできない

ファミリーマート等の小型ATMでの引き出しは、1,000円以上20万円以下と決まっています。

預け入れの範囲は1,000円以上200万円以下です。

さらに小型ATMは硬貨を扱えないので、千円札だけでは足りない、硬貨が混じる金額の出し入れはできません。

反対に、25万円を一度に引き出した行なら、小型ATM以外で使った取引と見当がつきます。

  • 1回20万円を超える引き出し:小型ATMではできない
  • 硬貨が混じる金額:小型ATMではできない
  • 1,000円未満の出し入れ:小型ATMではできない

たとえば「12,500」と印字された引き出しなら、硬貨を扱えるATMで下ろしたと考えられます。

なお、硬貨を伴う出し入れは平日7:00〜18:00だけで、枚数に応じて110〜330円の料金がかかる点も覚えておきましょう。

通帳で出し入れした行は小型ATMや提携ATMではない

小型ATMでは通帳が使えず、提携ATMでもゆうちょのキャッシュカードが必要です。

そのため、通帳を入れて出し入れした取引なら、郵便局等のATMか店舗外ATMを使ったことになります。

取引の手がかり 考えられるATM
通帳を使って出し入れした 郵便局等のATM・店舗外ATM
カードで23時台に下ろした ファミリーマート等の小型ATM
25万円を一度に下ろした 小型ATM以外
硬貨が混じる金額を出し入れした 郵便局等のATM(平日7:00〜18:00)

たとえば、ふだん通帳だけを持ち歩いている方なら、小型ATMの取引ではないと考えてよいでしょう。

出かけた先の近くにどんなATMがあったかは、日本郵便の「郵便局をさがす」で、ATMを置いている郵便局を絞り込んで調べるのが便利です。

どうしても思い出せないときは、後の見出しで紹介する窓口で取引を調べてもらえます。

通帳記入は郵便局などにある対応ATMでできる

通帳記入は郵便局などにある対応ATMでできる

リヨウキヨクの行を確かめる記帳(通帳記入)は、通帳記入に対応した郵便局などのゆうちょATMで行います。

ファミリーマート等の小型ATMや、コンビニの提携ATMでは通帳を使えません。

記帳に出かける前に、どこのATMなら使えるかを知っておくと二度手間を防げるでしょう。

通帳記入ができるのは対応しているゆうちょATMだけ

ゆうちょ銀行の案内では、通帳記入と通帳繰越は「対応ATMのみ」のサービスとされています。

郵便局等のATMや店舗外ATMでも、すべての機械で記帳できるとは限りません。

ATMの種類 通帳記入
郵便局等のATM 対応ATMでできる
駅・ショッピングセンター等の店舗外ATM 対応ATMでできる
ファミリーマート等の小型ATM できない
セブン銀行・ローソン銀行・イーネットのATM できない(カードでの預入・払戻し・残高照会のみ)

たとえば、駅のATMで記帳できなかったときは、郵便局の中のATMで試してみてください。

通帳やICキャッシュカードの磁気の修復も、対応ATMならその場でできます。

ただし、70歳以上の方は、磁気修復など一部のサービスをATMで使えない場合があるので、窓口で相談しましょう。

縦型の通帳はほとんどのATMで使えない

ゆうちょ銀行の案内では、縦型(横開き)の通帳は、一部のATMを除いて使えないとされています。

縦型の通帳を今の形に切り替えるには、営業時間内に貯金窓口へ行く必要があるため、時間に余裕をもって出かけるのがよいでしょう。

たとえば、長く使っていなかった古い通帳がATMで使えなかったときは、通帳の形を確かめてみてください。

切り替えの手続きの持ち物は、窓口で前もって確かめておくと安心です。

通帳のない口座では明細をアプリなどで確かめる

通帳を発行しない「ゆうちょダイレクト+」の口座では、通帳に印字された文字を見る場面そのものがありません。

取引の中身は、ゆうちょ通帳アプリやゆうちょダイレクトの明細で確かめる形です。

対応ATMでは、通帳のない口座を通帳のある口座に有料で切り替えることもできます。

  • 通帳がある口座:記帳して、アプリやダイレクトの明細と見比べる
  • ゆうちょダイレクト+の口座:アプリやダイレクトの明細で確かめる
  • 通帳のある口座にしたい:対応ATMで有料の切り替え

たとえば、記帳のたびに見慣れない印字で迷う方は、アプリの明細を主に使うのも1つの方法です。

ゆうちょATMの手数料は設置場所と時間帯で0円か110円になる

ゆうちょATMの手数料は設置場所と時間帯で0円か110円になる

ゆうちょのキャッシュカードで使う場合、郵便局内のATMは時間帯にかかわらず無料、駅やファミリーマート等のゆうちょATMは時間外だけ110円です。

コンビニの提携ATMでは、時間帯によって220円か330円かかります。

残高照会は、どのATMでも無料です。

郵便局内のATMは時間帯にかかわらず無料

ゆうちょ銀行・郵便局内のATMは、平日・土曜・日曜・休日のどの時間帯でも料金がかかりません。

ただし、硬貨を伴う出し入れや、一部の郵便局に設置・隣接するATMでは料金がかかる場合があります。

たとえば、毎月決まった日にお金を下ろす方は、郵便局内のATMを選ぶと手数料を気にせずに済むでしょう。

ゆうちょ通帳アプリを使ったATMの出し入れも、この料金表と同じ扱いです。

貯金担保自動貸付けや口座貸越による自動融資を使っている口座では、貸付け・融資を伴う払い戻しなどに、無料の時間帯を除いて110円かかります。

駅やファミリーマートのゆうちょATMは時間外に110円かかる

駅・ショッピングセンター・ファミリーマート等のゆうちょATMは、平日8:45〜18:00と土曜9:00〜14:00が無料です。

それ以外の時間帯と、日曜・休日は終日、1回につき110円がかかります。

休日の扱いには、1月2日と1月3日も含まれる決まりです。

時間帯 郵便局内のATM 駅・ファミリーマート等のゆうちょATM
平日 8:45〜18:00 無料 無料
平日 上記以外 無料 110円
土曜 9:00〜14:00 無料 無料
土曜 上記以外 無料 110円
日曜・休日 終日 無料 110円

たとえば、土曜の15時にファミリーマートで下ろすと110円かかるので、14時までに済ませると無料になります。

コンビニの提携ATMは220円か330円かかる

イーネット・セブン銀行・ローソン銀行のATMは、ゆうちょのカードで使うと1回220円か330円です。

平日8:45〜18:00と土曜9:00〜14:00は220円、それ以外の時間帯と日曜・休日は330円になります。

  • イーネット・セブン銀行・ローソン銀行のATM:220円または330円
  • その他の提携金融機関のATM:110円または220円
  • 大垣共立銀行のコラボATM:曜日・時間帯にかかわらず無料

たとえば、近くにゆうちょATMがあるなら、無料の時間内に使うほうが手数料をおさえられるでしょう。

イーネットATMは毎月第3月曜日の0:05〜7:00に使えないので、深夜の利用には気をつけてください。

手数料をおさえたいときは、次の順に考えると選びやすくなります。

  1. 郵便局内のATMを使う(時間帯にかかわらず無料)
  2. 駅やファミリーマート等のゆうちょATMを無料の時間内に使う
  3. 残高を見るだけなら、どのATMでも無料

たとえば、平日の昼休みに職場の近くのゆうちょATMを使えば、手数料をかけずに済みます。

通帳の数字は口座の番号と振込用の店名で役割が違う

通帳の数字は口座の番号と振込用の店名で役割が違う

通帳に出てくる数字には、口座を示す「記号・番号」と、他の銀行から振り込むときの「振込用の店名・口座番号」があり、役割が違います。

取引の行の横に並ぶ数字は、これらとは別のものです。

数字の意味を取り違えないように、それぞれの役割を整理しておきましょう。

記号・番号はゆうちょ銀行の口座を指定する番号

「記号・番号」は、通帳やキャッシュカードに印字されている、ゆうちょ銀行の口座を指定するための番号です。

ゆうちょ口座どうしの送金や、国税還付金・年金など国庫金の受け取りでは、この記号・番号を使います。

たとえば、ゆうちょ通帳アプリの利用を始めるときにも記号・番号の入力を求められるので、通帳を手元に置いておくと安心です。

振込用の店名は実際の郵便局を示すものではない

他の銀行からゆうちょ口座へ振り込むときは、記号・番号ではなく、振込用の「店名・預金種目・口座番号」を使います。

店名は3桁の漢数字で表す決まりです。

ゆうちょ銀行の案内では、この店名は振込に使う便宜上の名前で、実際の店舗(局)を示すものではないとされています。

番号の種類 確かめる場所 使い道
記号・番号 通帳・キャッシュカード ゆうちょ口座どうしの送金、国庫金の受け取り
振込用の店名・預金種目・口座番号 公式サイトで記号・番号から変換して調べる 他の銀行からの振込
取引の行の横の数字 通帳の取引の行 公式の説明は見当たらない(窓口で確認)

たとえば、振込用の店名が自宅の近くの郵便局と関係がなくても、おかしなことではありません。

振込用の店名は、ゆうちょ銀行の公式サイトにある変換のページで調べられます。

  1. 通帳かキャッシュカードの記号・番号を半角で入力する
  2. 記号と番号の間に1桁の数字がなければ、真ん中の欄は空けておく
  3. 表示された店名・預金種目・口座番号を印刷やメモで残す

記号・番号を打ち間違えると違う店名が表示されるので、変換するときは通帳を見ながら入力しましょう。

表示された内容は印刷しておくよう、公式サイトでもすすめられています。

取引の行の横の数字が気になるときは窓口で聞く

個人のブログなどでは、「リヨウキヨク」の行に並ぶ数字を、取引を扱った局やATMの番号だと説明するものがあります。

ただ、ゆうちょ銀行の公式サイトでは、この数字の見方は説明されていません。

数字から場所を突き止めたいときは、通帳と本人確認書類を持って貯金窓口で聞くのが確実です。

たとえば、ネットで見つけた番号の一覧だけを頼りに場所を決めつけると、思い違いのもとになりかねません。

取引の中身はゆうちょ通帳アプリ・ゆうちょダイレクト・窓口で確かめられる

取引の中身はゆうちょ通帳アプリ・ゆうちょダイレクト・窓口で確かめられる

リヨウキヨクの行が何の取引かは、ゆうちょ通帳アプリやゆうちょダイレクトの明細で確かめられます。

アプリやダイレクトを使っていない方や、記帳しない間に「合算」で印字された方は、窓口で調べてもらう方法もあるので安心です。

自分に合う方法を選んでみてください。

ゆうちょ通帳アプリなら入出金の明細をスマホで見られる

ゆうちょ通帳アプリでは、現在高(残高)と入出金の明細をスマホで確かめられます。

  • 現在高と入出金の明細の確認
  • 月ごとの残高から収支を見るグラフ
  • 送金・払込書やQRコードでの支払い
  • 通帳やカードを使わないATMの出し入れ

使えるのは総合口座の方で、始めるときに記号・番号やカナ氏名、生年月日、キャッシュカードの暗証番号などを入力します。

残高などの照会は24時間いつでも可能です。

たとえば、記帳する前にアプリで明細を見ておけば、リヨウキヨクの行がどの取引か通帳と見比べやすくなるでしょう。

操作に困ったときは、ゆうちょアプリサポートデスク(0120-210-765)に問い合わせられます。

ゆうちょダイレクトは「入出金明細照会」で日付を指定する

インターネットバンキングのゆうちょダイレクトでは、メニューの「入出金明細照会」から明細を見られます。

  1. メニューの「入出金明細照会」を選ぶ
  2. 「表示条件を変更」を選ぶ
  3. 明細種別で「入出金」、表示期間で「日付を指定」を選ぶ
  4. 期間を確かめて表示する

明細はCSV形式でダウンロードすることもでき、3,000明細ごとに1つのファイルにまとまります。

画面の「預入/支払内容」の欄に、取引の内容が表示される仕組みです。

たとえば、記帳した日の前後1週間に絞って表示すると、探している行を見つけやすくなります。

「合算」と印字されたら窓口で内訳書を無料でもらえる

記帳しない取引が30行を超えると、通帳には「合算」として合計の金額がまとめて印字されます。

この場合、1件ずつの取引は通帳に印字されないので、リヨウキヨクの行も合計の中に入ってしまう点に注意が必要です。

内訳は、合算した日から1年以内のものなら、直近5回分まで「通帳未記入金内訳書」を窓口で無料で受け取れます。

確かめ方 必要なもの 見られる範囲
ゆうちょ通帳アプリ スマホとアプリの登録 アプリに登録した時点以降の明細
ゆうちょダイレクト ゆうちょダイレクトの契約 照会できる期間内の明細
貯金窓口(通帳未記入金内訳書) 通帳・本人確認書類 合算日から1年以内、直近5回分

たとえば、半年ぶりに記帳して「合算」と出たときは、まずアプリかダイレクトで中身を見てみてください。

30行を超えたら取引の履歴を郵送してもらう申し込みも、通帳かキャッシュカードを持って窓口でできます。

2026年8月17日からATMの1日の引き出し上限が最大50万円になった

2026年8月17日からATMの1日の引き出し上限が最大50万円になった

ゆうちょ銀行は2026年8月17日から、個人のATMでの1日の引き出し上限を、暗証番号による取引で最大50万円に変更しました。

ATMで貯金が不正に引き出される犯罪が増えていることへの対策で、お客さまの貯金を守るための見直しと案内されています。

リヨウキヨクの行で大きな金額が出ている方は、上限の決まりとあわせて確かめておきましょう。

暗証番号だけの引き出しは1日50万円まで

改定前は、暗証番号による本人確認で1日0〜200万円の範囲で上限を設定できました。

2026年8月17日からは、通帳・キャッシュカードの暗証番号による取引の上限が0〜50万円の範囲になります。

対象は、8月17日以降に口座を開いた方と、50万円を超える上限への引き上げを希望する方です。

本人確認の方法 改定前 2026年8月17日から
通帳・磁気のカード+暗証番号 0〜200万円 0〜50万円
ICキャッシュカード+暗証番号 0〜200万円 0〜50万円
ICキャッシュカード+通帳アプリの生体認証+暗証番号 0〜500万円 0〜500万円(変更なし)

たとえば、届け出をしていない方の1日の引き出し限度額は、もともと50万円です。

通帳アプリの生体認証を使えば50万円を超えて引き出せる

ゆうちょ通帳アプリのATM生体認証(アプリ認証サービス)を使うと、50万円を超える引き出しができます。

ただし、50万円を超えて引き出せるのは、認証してから約15分間だけです。

たとえば、引っ越しなどでまとまった現金が必要な日は、前もってアプリの準備をしておくと慌てずに済むでしょう。

ファミリーマート等の小型ATMでは、国内で発行されたカードでの引き出しは1回20万円までなので、高額の引き出しには向きません。

8月17日より前に設定した上限はそのまま使える

2026年8月17日より前に設定した上限額は、自動では変わりません。

設定した金額の範囲内で、これまでどおり引き出せます。

ただし、8月17日以降に一度50万円以下に引き下げると、50万円を超える上限には戻せません。

  • 上限の引き下げ:ATM・ゆうちょダイレクト・通帳アプリでもできる
  • 上限の引き上げ・回数の変更:貯金窓口で申し込む
  • 1日の引き出しの上限回数:0〜999回で設定できる

たとえば、ふだん使わない口座の上限を下げておくと、万一カードをなくしたときの備えになります。

なお、法人や人格なき社団の口座の上限は、0〜200万円の範囲です。

自分の取引でないと思ったらカードを止めてから調べてもらう

自分の取引でないと思ったらカードを止めてから調べてもらう

リヨウキヨクの行に身に覚えがなく、カードや通帳も見当たらないときは、まずカード紛失センターに連絡して取引を止めましょう。

そのうえで、貯金窓口で取引の内容を調べてもらうと安心です。

ゆうちょデビットの明細なら、窓口が別になる点も覚えておいてください。

カードや通帳が見当たらないときはカード紛失センターへ

国内からの連絡先は、カード紛失センターの0120-794-889(通話料無料)です。

海外からは+81-45-279-6201(通話料がかかります)で、24時間・年中無休で受け付けています。

届け出た通帳やカードでの取引は止まり、再発行には1枚(1冊)1,100円(税込)の手数料が必要です。

貯金窓口やWebの届出でも受け付けているので、つながりやすい方法を選んでください。

  • 電話:カード紛失センター
  • 窓口:ゆうちょ銀行・郵便局の貯金窓口
  • Web:紛失・盗難の届出のページ

たとえば、財布ごとなくしたときは、カードと通帳の両方を届け出ておくと安心です。

ゆうちょデビットの明細は会員WEBとデビットデスクで確かめる

ゆうちょデビットで支払った明細は、「ゆうちょデビット会員WEB」の利用明細照会で見られます。

身に覚えのない明細があれば、会員WEBで利用停止の設定をしてから、ゆうちょデビットデスクに問い合わせる流れです。

  • ゆうちょデビットデスク:0120-715-255(9:00〜17:00、12月30日〜1月3日を除く)
  • 営業時間外:VJデビット紛失・盗難デスク 0120-989-789(24時間)

たとえば、ネットの買い物でデビットを使った覚えがある方は、会員WEBの明細と日付を見比べてみてください。

身に覚えのない取引は貯金窓口で調べてもらう

引き落とし元に思い当たるものがなければ、最寄りの郵便局かゆうちょ銀行で、貯金窓口に申し出て内容を調べてもらえます。

持ち物は通帳(ゆうちょダイレクト+の方はキャッシュカード)と、免許証・マイナンバーカードといった本人確認書類です。

状況 まずすること 連絡先
使った覚えのあるATMの取引 日付と金額を見比べる 連絡は不要
何の取引か分からない アプリ・ダイレクトで明細を見る 貯金窓口
カード・通帳が見当たらない 取引を止める カード紛失センター
デビットの明細に覚えがない 会員WEBで利用停止 ゆうちょデビットデスク
警察や銀行を名乗る人にカードを渡した 取引を止める カード紛失センター・警察相談専用電話

金融庁は、警察官や金融庁の職員を名乗ってカードを預かりに来る手口に注意を呼びかけています。

警察官や金融庁の職員が、キャッシュカードを預かりに来たり暗証番号を聞いたりすることはありません。

不安なときは、警察相談専用電話(#9110)や金融庁の金融サービス利用者相談室(0570-016811、平日10:00〜17:00)にも相談できます。

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 通帳の「リヨウキロク」の多くは「リヨウキヨク(利用局)」と同じ印字で、取引した場所を表すと読まれている
  • 駅やファミリーマート等のゆうちょATMを使った行で見かけたという声が多い
  • 23時台・早朝の取引は小型ATM、20万円超や硬貨が混じる金額は小型ATM以外と絞り込める
  • 郵便局内のATMは無料、駅・ファミリーマート等は時間外110円、提携コンビニATMは220円か330円
  • ファミリーマートのゆうちょATMは2027年1月から3年程度かけて順次終了し、後のファミマATMは220円か330円
  • 記号・番号は口座の番号、振込用の店名は実際の郵便局を示さない
  • 明細はゆうちょ通帳アプリ・ゆうちょダイレクトで見られ、合算の内訳は窓口で無料でもらえる
  • 2026年8月17日から、暗証番号によるATMの引き出し上限は1日最大50万円
  • 身に覚えがなければカード紛失センター(0120-794-889)で取引を止め、貯金窓口で調べてもらう

通帳の「リヨウキロク」「リヨウキヨク」は、取引した場所を表す「利用局」の印字と読まれていて、使った覚えのあるATMの取引なら心配はいりません。

使ったATMの種類や時間、金額を思い出すと、どの取引かを見分けやすくなります。

それでも心当たりがない場合は、カードを止めたうえで貯金窓口に相談してください。

まずは通帳とアプリの明細を見比べて、落ち着いて確かめてみてはいかがでしょうか。

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